“好きを仕事にしよう”
数年前に流行った、このコピー。
誰もがきっとこう思った。
「自分の好きなことが仕事になったら
きっと毎日楽しいんだろうな」
「それで会社とか辞めれて
場所関係なく自由に働けたら。。。」
そんな夢を抱いて
ブログ・動画配信・情報発信と
色んな媒体にチャレンジするものの
「なんや、うまくいかんわ」って
撃沈した人も多かったと思います。
“自分の好きなこと”って
どうやったらお金に変わるんだろう。。。
「うわ〜無理じゃん」
「やってる人いっぱいで入る隙間ないよ!!」
「やっぱ、才能がない自分にはさ
無理な世界やったんやな。。。」
って諦めた人もいれば
稼げる系コンテンツを買ったり
コンサルティングを受けたりで
自分の好きをなんとか形にして
やり続けてる人もいます。
(なかには騙された人もたくさんいたが)
何はともあれ
「”好きなことで稼ぐ”って
すごい、難しいな」
って実感した人が多かったことでしょう。
ウチも自分の好きを形にしたいって
思って自分のビジネスを始めたから
めっちゃ気持ちわかります。
“好きをお金にする本”も
何冊も買い漁って、読んで。。。
ちょっと実践してみたけど
結局、よく分からなかったんですよね。
こういった悩み、課題を抱えてる人は
まだまだたくさんおると思って
ウチは記事をこの記事を書くことにしました。
テーマは
「好きなことをお金に変えるために
どういったことを実践すればいいの?」
この記事を書く前にTwitterで
情報を集めとったら、
すんごい分かりやすい発信見つけたから
それを元に話を進めていくね。
↓そのツイートというのが、こちら↓
映画化も決まって
昨今ものすごく流行ってる作品
SPY×FAMILY。
描いてらっしゃるのは
マイコさんっていうプロのイラストレーター。
ふと手が止まってツイートを読むと
「好きなこと」「趣味」で貢献し、
ヒーローになるための小さな1歩について
書かれてました。
知ってる人も多いと思うけど
イラストでお金を稼ぐって
めっちゃ難しいんですよね。
やってる人多いし
絵の上手い人がゴロゴロいるし、
すでに勝ち目のない戦場に
行くようなものです。
「好きだから頑張りたいけど
自分の絵なんて一生選ばれへん。。。」
ってへばりたくなるんですよね。
ウチも少しだけイラストやってたから
へばりたい気持ちもわかるし、
なんならその道挫折した人なので
諦めた時の悔しさもわかります。
でも、この140文字の発信には
「自分のイラストでお金を得たい人」
もっと言うと、
あなたが好きなこと、趣味、得意なことで
お金を得るための考え方が
ぎっしり詰まってます。
自分の強み、好きなことを
どうすれば、必要とされるものになるのか?
売れるものにするには
どうしていけばいいのか?
このツイートを分解して
ひとつずつ解説していきます。
“好きなことを仕事にしたい”
でも
「どうすりゃいいか分からん!!」と
立ち止まってる人は
最後まで読んで、
その思考をインプットしてください。
私、こういうことができるんです!を伝える
まずは、
「原作に寄せた描き方はしてない」
「自分はこういうテイストのイラストが描けますよ」
って部分から解説していきますね。
これ、めっちゃ大事なことなんですよ。
「あなたって何ができる人なん?」を
視覚的に分かりやすく伝えてるから。
イラストレーターにとって
“絵のタッチや表現”って
「商品そのもの」やから。
イメージで訴えるの
めちゃくちゃ大事なポイントです。
今流行りのもので発信してる点も
すごい参考になります。
自分の発信に興味を持ってもらうことは
情報発信における第一歩。
「知らない」→「なんか面白そう」
「知らない」→「ちょっと気になる」
認知の1番最初を作るためには
“読者の目にとまる発信”をすることも
大事なことなんです。
とくに、グラフィックや音楽といった
何かしらの作品を売っていきたい人は
“自分のテイスト(商品)”を知ってもらう
もっと言うと
“あなたを好きになってもらう”
その入り口を作っていくために
流行りに乗っかるのはいいやり方です。
今、この記事をリライトしてる時に
流行ってるもので言えば、、、
*鬼滅の刃
*SPY x FAMILY
*推しの子
なんかは目に止まりやすいし
かつ、自分の表現を発信しやすいので
おすすめしたい方法です。
好きを価値にするには”デザイナー思考”で
自分好きを売っていくためには
「アーティスト」と「デザイナー」の
違いについても知っておいてほしいので
シェアしていきます。
アーティスト思考とは
自分の描きたいものを見せることだけを
考える思考法。
誰かのオーダーを聞いて作品を描く
ということはしないで
自分が世の中に対して思うことや
世界観の表現に重きを置く。
デザイナー思考とは
受け取る人がいること前提で作品の提供を
考える思考法。
お客さんが「望むもの」を
ヒアリングして描くことを仕事にする。
例えば
ゲームのキャラクターを
デザインするような仕事の場合。
ストーリーを考えた人や
演出を考えた人のオーダーに応えることで
自身の価値を提供してるんですね。
決して自分の好きなことを
好きなように描いてるわけじゃなくて
表情、髪の色、体型、武器、服装。。。
全てがストーリーや作品の構成を考えて
作ってるんですね。
自分の考えていることや
思っていることをそのまま発信したいだけなら
”自己表現の発信”に重きを置いて
活動した方が、発信者にとっては幸せだと思います。
趣味の延長線上で描き続けて、
いつか誰かに評価されて
稼ぐことに繋がるかもしれないから。
実際にそういう人たちはたくさんいます。
お金とか関係なく、作り続けて、発信し続けて。
それで最終的にお金って形にしてきてます。
でも、自分の作品で稼ぎたい
って思うなら、
商品にして、価値として届ける
勉強・実践が必要です。
じゃあ。
どうやれば自分の商品を
買ってもらうことができるのだろうか?
ここを考えていかないと
仕事には繋がりにくいです。
これはイラストに限らず
情報発信でも同じこと。
自分の好きで「ニーズを埋める」
“欲しいと思ってる人”に
“欲しいものを提供する”こと。
この考えが、
自分の好きや得意を 「価値に変えていく」
つまりは
「マーケティング思考」が必要だよって話です。
描けるだけじゃなく、叶えられる人になる
イラストスキルを買おうか迷ってる人は
「自分がそれを求めてるのか」
はっきりわかってないことも多いんです。
“なんとなくこんな世界観欲しい”
“良い感じに表現できる人にお願いしたい”
みたいな曖昧な感じ。
“お客さんが自分の作品(商品)を通して
何を発信したいのか?”
“その先にある、手にしたい未来は
どんなものなのか?”
これらを、見える化する。
つまり
“深いところにあるニーズを
言語化していくスキル”は
絶対に必要になるんです。
アイコンやヘッダー、
チラシ、図解、いろんなものがあるけど
全てにおいて言えることは、
「なんのためにそれをオーダーしてるのか?」
「何をしたくて自分の絵を求めるのか?」を
知っていないと、
お客さんの欲しいもの
望み通りのものを提供することはできません。
分かりやすいように
実際にあったやりとりを載せておきます。
Twitterのアイコンとヘッダーを
作って欲しいんですが、、、
分かりました!
どんな感じにしたいとかありますか?
こういうの得意じゃなくて、
まだ決まってないんです。
そうなんですね!
じゃあ、どんなこと発信してますか?
マーケティングのこと発信してます。
その発信のテーマみたいなのって
ありますか?
私の発信、〇〇ってゲームを参考にしてて。
集めた素材を価値に変えるってイメージです。
それ面白いですね!
ええっと、、、素材ってことは自分の強みやスキルを
売れるものにするための発信って観点ですか?
そうです!!
ごめんなさい。
そのゲームがよくわからないんで
どんなものか教えてもらえますか?
このゲームは、素材を集めて合成したら
レア度の高いアイテムが作れます!
それを集めていくゲームですね!
なるほど!つまり、そのゲームのような世界観で
発信を作っていくってことですね。わかりました!
イメージ湧いてきたのでラフ送りますね!
ただ単に作品を提供するのではなく
確実に「価値として提供する」ために
お客さんと会話をする。
その中で見えてきた、
「お客さんが本当にやりたいこと」
「お客さんが感じていること」を
掘り出して、作品として提供する。
お客さんにとってあなたが描いた作品は
「商品の一部」となる。
お客さんの中で「ぼや〜」って
していることを
あなたがしっかり言語化して
あなたのスキルで表現していくから、
“お客さんにとって必要なもの”
価値になる。
ということです。
提供する人(つまり、あなた)は
「お客さんの行きたい場所」に
「自分の作品で連れていく」
これが仕事なんです。
デザインで貢献したいと思うなら
あなたのお客さんの「先にいる人」が
あなたのお客さんの「商品を買ってくれる」
そのキッカケのひとつを与えることを、
あなたは仕事にしている
自覚を持たないといけないんです。
描けるだけじゃなくて、
ニーズを汲み取って提供できる人になる。
これが「好きをお金に変える」
シンプルな考え方になります。
まとめ
あなたの好きなことや得意で
お客が欲しい未来を提供していくこと。
イラスト屋さんでも
作曲家でも
結局は、ここに辿り着くんです。
あなたの作品で価値を提供したい、
お金を得られるようになりたいのであれば、
あなたのスキルで
お客さんが”やりたいこと”を実現させる。
これしかないんです。
そうすれば、
お客さんは笑顔になれるし、
あなたは好きなことがお金にできる。
うまいから売れる。
下手だからダメ。
そう考える前に、
「あなたのスキルでお客さんにどんな未来を提供できるか」
「どんな未来を創るのに、貢献したいと思うのか」
この考え方を念頭に置いて
日々の発信をしてみてください。
「もしかして自分のやってることでも
人に貢献することできるんじゃない??」
そう思ったけど、まだ自信ないって人。
それは、あなた自身がまだ
ちゃんと見つけ出せてないだけなんです。
あなただから、貢献できることを。
あなたが、ヒーローになれる方法を。
ウチもその時間が長かったから
すごく気持ちがわかる。
だから、ウチからひとつ
アドバイスする。
“30分考えてみた、調べてみた”
“でも、分からなかった”
もしこうなってるなら、
ウチがあなたの手を引っ張ります。
だから
少しの勇気を出して、
手を伸ばしてください。
それが、あなたの、ヒーローとしての
第一歩です。